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高度の受動喫煙も閉経後女性の乳がんの危険因子に


喫煙女性だけでなく、高度の受動喫煙にさらされている女性も乳がんのリスクが高いことが論文報告されまし(BMJの3月5日号)。

この研究は、Women's Health Initiative Observational Study(1993〜98年)に登録された50〜79歳の女性7万9,990例を対象に、閉経後女性の生涯にわたる能動喫煙および受動喫煙への曝露と浸潤性乳がんとの関係を検討したものです。

平均10.3年間の追跡で3,520例に浸潤性乳がんが確認されました。解析の結果、喫煙経験のない女性と比較した過去の喫煙者と現喫煙者の乳がんハザード比(HR)はそれぞれ1.09、1.16でした。多い喫煙本数、長い喫煙期間、10歳代での喫煙開始が有意なリスク上昇と関係していました。

最もリスクが高かったのは50年以上喫煙している女性で、生涯非喫煙および生涯非喫煙で受動喫煙への曝露もなかった女性と比べたHRはそれぞれ1.35、1.45でした。喫煙による乳がんリスク上昇は、禁煙後20年まで続きました。

喫煙経験のない女性では可能性のある交絡因子を調整後、高度(小児期に10年以上、成人期に自宅で20年以上、成人期に職場で10年以上)の受動喫煙への曝露によって乳がんのリスクが高まり、受動喫煙への曝露がなかった女性と比較したHRは1.32でした。しかし、受動喫煙への曝露が少ない女性では有意な関係はなく、累積曝露に対する明らかな用量反応は見られませんでした。

 

喫煙は数ある乳がんの原因の中でも大きな要因になっていることは間違いありません。


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