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でんぷんの多い食物が乳癌(がん)再発リスクを高める


炭水化物、特にでんぷん(スターチ)を豊富に含むジャガイモなどの食物の摂取量が多いと、乳癌(がん)の再発リスクが増大する可能性のあることが新しい研究で認められ、米サンアントニオで開催された2011サンアントニオ乳癌シンポジウムで発表されました。

今回の研究では、Women's Healthy Eating and Living Dietary (WHEL) Intervention Trial(乳癌を克服した患者における植物中心の食生活の効果を評価する研究)の参加者の一部集団に着目。約2,650人の女性を、炭水化物の摂取量により4つの群に分けて検討した結果、でんぷんの摂取量が最も減少した群では癌再発率が9.7%であったのに対し、最も増加した群では14.2%でした。

被験者は、研究開始時および1年後に炭水化物摂取量を申告。開始時の摂取量は1日あたり約233gでした。乳癌の再発集団では、1日の炭水化物量が平均2.3g増加していたが、非再発集団では平均2.7g減少していました。炭水化物量の変化の約半分がでんぷん摂取量の変化によるものでした。非再発集団ではでんぷん摂取量が1日8.7g減少してしましたが、再発集団では4.1gしか減少していませんでした。

インスリン値の高さと乳癌リスクの高さの間には関連が認められています。でんぷんの多い食物はインスリン値を上昇させますので、その結果インスリンが腫瘍細胞の成長を刺激する可能性が考えられます。これはインスリンによる慢性炎症の悪化によるものです。

日本では米の摂り過ぎが焦点となってくるでしょう。発酵物(自然栽培物が望ましい)を多くして、あまり偏りのない食事が乳がんの発症抑制には大切になっていきます。


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