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妊娠中でも乳がん治療は可能


妊娠には乳房の肥大や乳頭分泌といった生理的変化を伴うことから,妊婦や医師は乳がんの症状を見逃しやすくなります。そのため,妊娠中の乳がんの診断は,非妊婦と比べて遅い段階で診断されることが多く,転帰も不良となる場合が多いといわれています。

今回、妊娠中の乳がん患者のほとんどが手術もしくは化学療法,あるいは両方による治療を受けることが可能で,早産による児への害を避けるためにも正期産を目標とすべきという絵論文報告がなされました(Lancet(2012; 379: 570-579)。

放射線治療は一般的に妊娠中には推奨されません。しかし,一方,著者は化学療法は第2〜3トリメスターであれば,非妊婦と同じように標準的なガイドラインに即した治療を行うことができると強調しています。

ちなみに手術については,一般的にどのステージの妊婦でも問題なく施行でき,大半の麻酔薬も安全といわれています。

出産後は,胎盤を検査してがん転移の有無をチェックすることをしなければなりません。また化学療法中の母乳育児は禁忌であることも忘れてはなりません。しかし、そもそも乳がんに化学療法が有効かどうかをしっかりと検証しなければなりません。


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