本文へジャンプ

乳がん(癌)について3

どのような治療を選択すればよいのか?

乳がんを代表とするガン疾患は、単一の原因で起こるものではなく、衣食住の環境因子が複合に絡み合っておこる慢性病です。遺伝子のオン/オフ もすべては環境因子が細胞膜に信号を送ることで情報がリレーされて起こります。

乳がんは、インフルエンザウイルス感染症や結核のように、病原体→感染症という簡単な図式(線形病)ではなく、環境複合因子→慢性炎症という複雑系(非線形病)の形をとります。

したがって現代医療では乳がんの原因である複合作用をひも解くことはせずに、「乳がん」という現象に対して治療していきます。乳がんの三大療法である手術・放射線・抗ガン剤(抗ホルモン剤)の組み合わせでは、たしかに乳がん細胞そのものを減じる効果はありますが、当研究所が乳がんの治癒で最も重要視する「自己治癒力」は犠牲にしなくてはなりません。

しかし、乳がんの拡大を抑える治療としては、三大療法をせざるを得ません。乳がんは転移病巣が予後を決定するからです。 三大療法による自己治癒力の低下を最小限に抑えながら、継続した治療ができることが最も理にかなっています。

当研究所の乳がん治療方針は乳がんという複雑系の病気に対して、個々人に応じた心理サポートを含めた自己治癒力を向上させる多数のアプローチを提案いたします。

抗がん剤による副作用は長期になるほど大きくなります。抗がん剤の乳がん細胞以外の組織に与える毒性を軽減する方法が求められています。

以下に実際の一般的な乳がん治療をまとめます。

@予防原則に従って乳ガン発症・進展の原因となる酸化ストレスを軽減させる生活習慣を直ちに実行する。

A手術が可能であれば、できるだけ局所の手術(侵襲の少ない乳がん術式)を選ぶ。

B乳がん術後の抗ガン剤・抗ホルモン剤の副作用が重篤でない場合は、継続する。副作用を軽減させる治療も併用する。

C乳がん術後の抗ガン剤・抗ホルモン剤の副作用が重篤な場合は、減量するか中止する。副作用を軽減させる治療も併用する。

D痛みが強く、生活に多大な支障が出ているときは対処療法(モルヒネ)で痛みを軽減する。


■本情報・記事の著作権は全て崎谷研究所に帰属します。許可なく複製及び転載などすることを固く禁じます。無断複製、転載及び配信は損害賠償、著作権法の罰則の対象となります。

ページトップへ