乳がん検査1
乳房にできた“しこり”に対する検査の流れです。
- 自己診断(触診)検査:触診で検知できるのは 乳がんの腫瘍半径1cmから。乳がんの腫瘍半径1cmになるのに9年かかる。
- 視診検査:辺縁不正の腫瘤、皮膚の陥没、乳首周辺の湿疹様変化、腫瘤上の皮膚の赤み(炎症性乳がん)、腋下リンパ節の腫れ、このような所見があれば乳がんを強く疑います。
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- マンモグラフィー検査、エコー検査
乳がんの腫瘍半径 1mmから描出可能。乳がんの腫瘍半径が1mmになるのに6年かかる。乳がんのレントゲン所見は、辺縁不正で微小石乳がんが発生した腺管または小葉の中にとどまっているもの灰化が認められる。
↓ - バイオプシー検査
乳がんの確定診断です。 - 滲出液や乳汁から細胞診を行うこともあります。
(参考)
クラス(class) | 細胞診による判定分類 |
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クラスI(1) | 異型細胞のないもの。正常。癌ではない。 |
クラスII(2) | 異型細胞は存在するが、悪性ではないもの。 |
クラスIII(3) | 悪性と疑わしい細胞が存在するが、悪性と断定できない。 IIIa:少し疑わしい IIIb:かなり疑わしい |
クラスIV(4) | 悪性細胞の可能性が強い。おそらくは癌。 |
クラスV(5) | 確実に悪性であるもの。癌。 |
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